世界で一番幸せ

2003年9月23日
   ☆   ★   ☆

そもそも、幸せの基準なんて決まったものはないし

価値観は人によって違うし

だから一番幸せという確かなモノのは存在しないのでしょう。

だけど、今、私は自分の事を

『世界で一番幸せ』

だと思っている。

お金持ちじゃなくたって

大きな家に住んでいなくたって

高いプレゼントをもらわなくたって

ファンシーなレストランで食事しなくたって

自分が心から好きな人に

同じように想われることのほうがよっぽど幸せ。

モノでは量りきれない気持ち。

絶対的な信頼関係を築き上げている事はもっとすばらしい。

そんな人に出会えただけでも、尊いこと。

そして、

そんな人と想いあえること

respectしあえること

それは、奇跡に近い。

   ☆   ★   ☆

「この人とならずっと一緒に居たいって思える相手に

 すみれもいつかきっと出会えるわ」

オーストラリアにいるママの言葉。

半年前の今、私はオーストラリアの家族と過ごしていた。

その時は、そんなのウソって思った。

私には叶えたい夢がまだまだいっぱいあって

もうすぐ社会に飛び出して

これからが勝負、と思っていた。

何よりも自分のためだけに、自分の事を優先した。

だから、オーストラリアのおねえちゃんに子供が出来て、

多くのやりたかった事を諦めなくちゃいけなくなったけど

それでも愛する彼と、その子供と過ごせる事のほうが

もっともっと大切だし幸せだと自然に思えたって聞いて、

私にはそんな事はないなって思った。

だけど、今の彼とは一緒に居たいなって自然に思える。

今までの彼氏との間にはなかった感情。

もちろん私の夢も叶えたいし

彼はそれを応援してくれるけど

私は今、その夢にそこまでひどく固執していない。

もし叶うんだとしたら、

それは自然な流れで叶うんだろうなって思う。

彼と居る私は自然で、素直で

すごく穏やかな気持ちになれて。

ずっといつも肩肘はって生きていた私には

何よりもこういう関係を欲していたのかもしれない

と、気がついた。

そう感じる相手と偶然出会えたこと、

ベストフレンドでありながら

BF/GFという関係でもあるということ。

すごく大切なことに思える。

   ☆   ★   ☆

もうすぐ彼の誕生日。

私の一番大切な人のために、

ささやかでも最高にステキな一日を作りたいと思う。

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