帰国

2004年2月8日 カレとの事
会えるのは週に一回だけで

それだって半日しか一緒に居られなくて

だけど私には彼の存在自体があまりにも自然で

例えば夜遅く仕事が終わったときに

フト電話して声を聞くとシアワセで

そんな毎日が当たり前になってしまって、

実はあの人はイギリスから来た人で

いつかは帰らなくてはならない日が来るなんて事

すっかり忘れていた。

ううん、本当は、そんな事もあるって頭で理解していたけど

きっとずっとずっと一緒に居られるんだって思い込んでいた。

   ☆   ☆   ☆

私にとっての横浜は、

一人や家族や友達と行く場所ではなくて

彼と二人で並んで歩く街。

去年毎週待ち合わせていたスタバも、一人で行ったことなんてない。

桜木町は、彼以外と行った記憶なんて、遠い昔すぎて覚えていない。

横浜から桜木町まで歩く時はいつも彼が一緒だった。

恵比寿にはじめて遊びに行ったのも彼と二人だった。

JRの渋谷の改札前でいつも名残おしみながらお喋りした。

鎌倉に詳しくなったのも、彼と出会ったから。

江ノ島に遊びに行ったのも、小学生以来。

ただ用もないのに江ノ電に乗って、藤沢でぶらぶらした。

街の至る所に彼との記憶が溢れている。

私は、春から一人であの街を歩く事が出来るのでしょうか。。。

彼の帰国まで1ヶ月。

私たちは海を越えて、時間も異なる空間でお互い生きていく。

来年、私たちがどうなっているのかなんて分からない。

ただ、一つ言える事は、

どこかに旅立つ人よりも

同じ場所でそれまでと同じ生活を

最愛の人なしに生活するほうが

虚しさや、寂しさが大きいという事。

私は彼を愛している。

だから、残り1ヶ月を精一杯の笑顔で過ごそう。

泣くのはまだ早い。

それに、泣く必要なんてない。

これからも、遠い土地で過ごしても、

お互いがステキな思い出を持って過ごせるように。。。

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